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中日新聞掲載の大学記事

2010.07.16

パトロールピーポー発足 名城大など学生ボランティア

■若い力で犯罪防止

 若い力と発想で犯罪を防ごうと、大学生でつくるヤングボランティア団体「あいちパトロールピーポー」が15日、発足した。

 県内の防犯ボランティア団体は約2000団体あり、約12万人が携わるが、平均年齢が60歳を超える団体が7割近い。活動の柔軟性や継続には若い世代が不可欠として、県警がモデルケースをつくろうと大学に呼び掛け、名城大、名古屋女子大、中京大の26人が志願した。

 既に5月に打ち合わせを始め、まずは自転車盗をなくすためのキャンペーン活動を検討中。そろいのベストには、隊員の名古屋女子大の三宅聡子さん(20)が考案したマスコットキャラクター「しゃちパト」をあしらった。

 県警本部であった結団式で、県警地域安全対策課の石川康夫課長から委嘱状を受けた名城大の冨田大揮さん(20)は「若い力と行動力で県民のために精いっぱい活動する」と誓った。 (太田鉄弥)

(写真)若い力で犯罪を防ごうと発足した「あいちパトロールピーポー」と、マスコット「しゃちパト」(中央のイラスト)=名古屋市中区の県警本部で

(2010年7月16日 中日新聞朝刊19面より)
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