HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ
お知らせ 2021.07.08
この記事の関連大学
救急救命士を養成 来春、県内初の学科 鈴鹿医療科学大
鈴鹿医療科学大(鈴鹿市)は7日、県内では初めてとなる救急救命士を養成する「救急救命学科」を2022年4月に新設すると発表した。
救急救命士は1991年にできた国家資格。医師の指示の下、救急車内での医療行為ができるが、救急車の同乗率は全国平均の92.6%に対し、三重県は77.4%と低い。県内に相対的に有資格者が少ないのが一因という。
高齢化社会の進展や自然災害の頻発で需要は伸び、法改正で10月から救急外来での活動も認められたことから、病院独自に雇用する動きも見込まれる。このため、同大は地域貢献にもつながるとして養成学科の新設を文部科学省に申請し、先月認可された。
募集定員は40人。救急車の内部を再現したシミュレーターの活用や、救急車に同乗する実習を通じて即戦力となる人材を育てる。学科長には日本救急救命士協会長の鈴木哲司教授(48)が就く予定。(片山健生)
(2021年7月8日 中日新聞朝刊三重版より)
救急救命士は1991年にできた国家資格。医師の指示の下、救急車内での医療行為ができるが、救急車の同乗率は全国平均の92.6%に対し、三重県は77.4%と低い。県内に相対的に有資格者が少ないのが一因という。
高齢化社会の進展や自然災害の頻発で需要は伸び、法改正で10月から救急外来での活動も認められたことから、病院独自に雇用する動きも見込まれる。このため、同大は地域貢献にもつながるとして養成学科の新設を文部科学省に申請し、先月認可された。
募集定員は40人。救急車の内部を再現したシミュレーターの活用や、救急車に同乗する実習を通じて即戦力となる人材を育てる。学科長には日本救急救命士協会長の鈴木哲司教授(48)が就く予定。(片山健生)
(2021年7月8日 中日新聞朝刊三重版より)