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お知らせ  学生活動  2020.09.19

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学生考案 召しませ 安城丼 11月から市役所で限定提供

グランプリになった「家でも簡単!!3種でおいしい、ボロネーゼ丼」=安城市役所で

グランプリになった「家でも簡単!!3種でおいしい、ボロネーゼ丼」=安城市役所で

■地元食材使った5点 最終審査

 安城市の農畜産物を使った「ANJO-DON(安城丼)」のレシピコンテスト最終審査会が17日、市役所で開かれた。市農畜産物特産品協議会が主催し、名古屋文理大(稲沢市)が協力。安城特産のナシやチンゲンサイ、豚肉の三河ポークなどを使って学生が考えた、5つのレシピを審査した。 (四方さつき)

 市と名古屋文理大は昨年9月、食育や地産地消に関する幅広い分野で連携協力する包括協定を結んだ。フードビジネス学科の中村麻理教授らを通じ今年6月下旬、学生に丼レシピの考案を依頼した。78点が集まり、学内審査などで5点に絞った。

 協議会メンバーら11人が、見た目や味、コンセプトなど6項目を5段階で評価。審査員らは「ソースに使ったナシのフレッシュさが残っていておいしい」「さわやかな味わいで食べやすい」と言いながら試食。調理にかかる時間や材料費などもチェックした。

 グランプリは、1年生の落合満生さんが考案した「家でも簡単!!3種でおいしい、ボロネーゼ丼」に決まった。三河ポークを使い、隠し味としてイチジクジャムで甘みを付けた。安城農林高校(安城市)の卵を使った温泉卵を載せ、子どもも食べやすい味に仕上げたことも評価された。中村教授は「教員にも改善点のアドバイスをもらいながら、何度も試作を繰り返した力作。彼の自信にもなると思う」と話した。

 この日審査した5つの丼は、安城市役所食堂で限定で順次食べられる。11月13日の「ボロネーゼ丼」を皮切りに、12月11日まで毎週金曜日午前11時から1種類ずつ提供する。いずれも限定60食で610円(消費税込み)の予定。

(2020年9月19日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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