飛騨地域の企業１０社が、仕事に関する体験を通して生徒に魅力をＰＲする「ルート飛騨エクスポ２０２２」が、高山市の高山西高校であった。

　生徒たちに地元企業の魅力を知ってもらう目的で、高山市を中心に印刷業を営む高山印刷の協力を得て、同校が開催。今年が４年目で、１年生全員と就職希望の２年生の計約２００人が参加した。

　生徒たちは、写真撮影用ドローンの操縦や米の品質当てクイズなど、各企業が考えた催しを堪能。この日のために名刺を用意し、実際に働く社会人に渡して、業務の説明を受けた。１年の女子生徒（１６）は「社員との交流や仕事体験があることで、地元企業の細かい仕事内容を知れてよかった」と話した。（平田志苑）

（2022年11月9日　中日新聞朝刊飛騨版より）