■済美高で生徒ら飾る

　クリスマスツリーをイメージしたイルミネーションが１４日、岐阜市の済美高校にお目見えした。教会の鐘を模したアーチを中心に中庭の幅５０メートルにわたってきらめき、早くも聖夜のムードを醸し出した。

　同高はキリスト教に基づいた教育をしており、学校行事の一環で実施した。礼拝で司会などを担う宗教委員３０人ほどが飾り付けに参加。生け垣や電灯に電飾を取り付け、アーチ上部に据え付けた星形の飾りからツリー形に広がっている。

　この日は点灯式があり、演劇部員３人が聖書の１節を読み上げ、集まった生徒らで祈りをささげた後にカウントダウン。闇夜にきらびやかなツリーが現れて盛り上がった。宗教委員長の保育科２年の生徒（１６）は「イメージ通りにできた。近所の方に見てもらい、雰囲気が盛り上がれば」と話した。点灯は午後５～１０時ごろ。１２月下旬まで。（川添智史）

（2022年11月15日　中日新聞朝刊岐阜近郊総合より）