お知らせ 2022.10.25
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津商工会青年部と白山高、青山高 共同開発 米原料にコーラ風飲料
■来月商品化へ 津まつりで試飲会
津商工会青年部白山支部(津市白山町南家城)が地元の白山高校(同)と青山高校(白山町八対野)と協力し、炭酸飲料を開発する「白山クラフトコーラプロジェクト」に取り組んでいる。地元産の米を原料に混ぜたコーラ風の飲料で、11月末の商品化に向けて味の向上などに励んでいる。(鎌倉優太)
「ぜひ飲み比べてください」。8、9の両日、同市大門に設置された津まつりの飲食エリアに、生徒や支部のメンバーら14人が試飲会のブースを構えた。提供した試作品は米粉と粗く砕いた米を材料に使い分けた2種類。いずれも塩やショウガなどで米の甘みを引き立たせている。米粉は「すっきりとした飲みやすさ」、米は「しっかりとした味わい」が特徴となっている。
両校の生徒に地域を盛り上げる活動に加わってもらおうと、支部が5月にプロジェクトを持ちかけた。当初は3年ぶりに開催される津まつりで飲食などのブースを共同で出展するのが目的だったが、地域おこしにつなげようと、地元産の材料を使った商品開発にかじを切った。
炭酸飲料を選んだのは、製造過程で原料を混ぜやすいため。3者は名張市の製造会社「クラフトソーダ工房COLAND(コーランド)」に協力を依頼。8、9月に生徒らで実施した試飲会では、地元産のみそやしょうゆなどの原料を試し、米と米粉に絞った。
津まつりでは、来場者1183人が試飲。米粉の方が好みだと答えたのが635人、米が548人と拮抗(きっこう)したことから、両方とも商品化したい考えだ。現在、生徒たちが商品名やラベルのデザインを考案中で、完成まで最終段階に差しかかっている。
白山高3年の生徒(17)は「学外の人と貴重な経験ができている」と充実感をにじませた。青山高2年の生徒(17)は「地域のために貢献できてうれしい。少しでも商品化を通して地域の活性化につながれば」と期待した。
原液の状態で瓶に詰めて販売し、顧客に炭酸水で割って好みに合わせて楽しんでもらう。価格は未定。県内の特産品販売サイト「ミエナカオンラインショップ」や支部の会員の店で扱う。
(2022年10月25日 中日新聞朝刊中勢版より)
津商工会青年部白山支部(津市白山町南家城)が地元の白山高校(同)と青山高校(白山町八対野)と協力し、炭酸飲料を開発する「白山クラフトコーラプロジェクト」に取り組んでいる。地元産の米を原料に混ぜたコーラ風の飲料で、11月末の商品化に向けて味の向上などに励んでいる。(鎌倉優太)
「ぜひ飲み比べてください」。8、9の両日、同市大門に設置された津まつりの飲食エリアに、生徒や支部のメンバーら14人が試飲会のブースを構えた。提供した試作品は米粉と粗く砕いた米を材料に使い分けた2種類。いずれも塩やショウガなどで米の甘みを引き立たせている。米粉は「すっきりとした飲みやすさ」、米は「しっかりとした味わい」が特徴となっている。
両校の生徒に地域を盛り上げる活動に加わってもらおうと、支部が5月にプロジェクトを持ちかけた。当初は3年ぶりに開催される津まつりで飲食などのブースを共同で出展するのが目的だったが、地域おこしにつなげようと、地元産の材料を使った商品開発にかじを切った。
炭酸飲料を選んだのは、製造過程で原料を混ぜやすいため。3者は名張市の製造会社「クラフトソーダ工房COLAND(コーランド)」に協力を依頼。8、9月に生徒らで実施した試飲会では、地元産のみそやしょうゆなどの原料を試し、米と米粉に絞った。
津まつりでは、来場者1183人が試飲。米粉の方が好みだと答えたのが635人、米が548人と拮抗(きっこう)したことから、両方とも商品化したい考えだ。現在、生徒たちが商品名やラベルのデザインを考案中で、完成まで最終段階に差しかかっている。
白山高3年の生徒(17)は「学外の人と貴重な経験ができている」と充実感をにじませた。青山高2年の生徒(17)は「地域のために貢献できてうれしい。少しでも商品化を通して地域の活性化につながれば」と期待した。
原液の状態で瓶に詰めて販売し、顧客に炭酸水で割って好みに合わせて楽しんでもらう。価格は未定。県内の特産品販売サイト「ミエナカオンラインショップ」や支部の会員の店で扱う。
(2022年10月25日 中日新聞朝刊中勢版より)