第７５回県高校野球選手権大会は２日、岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで決勝があり、東邦が延長戦で至学館に５－４で競り勝ち、４年ぶり１７回目の優勝を果たした。３位決定戦は、愛工大名電が５－０で中京大中京に勝利。決勝の２校と３位の愛工大名電は、２２日に静岡県で開幕する秋季東海大会に出場する。

　東邦が延長１１回までもつれ込む接戦を制した。

　東邦は１点を追う４回、２死二、三塁から敵失で一気に二人が生還して逆転。三たび同点に追い付かれた十一回、１死から石川が右前打で出塁し、南出が左中間を破る二塁打を放って試合を決めた。

　至学館は１０回、スクイズで追い付いて粘りも見せたが、あと一歩届かなかった。

東邦　０００２０１０００１１｜５
至学館　１０００１００１０１０｜４
　（延長１１回）
（東）宮国、岡本－南出
（至）伊藤、山本、伊藤－磯村

（2022年10月3日　中日新聞朝刊県内版より）