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高校野球 2022.10.02

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秋季高校野球 三重県大会 三重8年連続東海大会

木本-三重 2回に右前適時打を放つ三重の野田泰市外野手

木本-三重 2回に右前適時打を放つ三重の野田泰市外野手

 愛知では至学館と東邦が決勝進出を決めるとともに、来春のセンバツ大会の重要な参考資料となる秋季東海大会(22、23、29、30日、静岡・草薙及び清水庵原)への出場を決めた。三重では三重と津商、静岡では常葉大橘と常葉大菊川が東海大会への切符を手にした。

■野田 ソロ含む2安打2打点

 三重の3番・野田泰市外野手(2年)が貫禄の活躍を見せた。3点リードの2回2死二塁で木本の先発・榎本から追加点の右前適時打を放つと、6回には2番手、西から右越えソロ。「バットの先だったけど、角度が良かった。開かずに打てた」。低めのチェンジアップを叩いた高校通算18号を冷静に振り返った。8年連続の東海大会出場にバットで貢献した。

 1年夏の三重大会6試合で18安打を放ち、鮮烈にデビューした。安打を重ねる秘訣(ひけつ)は分析力にあるという。「打てなかった時に一打席、一打席振り返って、何が駄目だったかを見つけて修正する。波がなくなる」。調子は「ぼちぼちです」というが、本塁打を含む2安打2打点で勝利につなげた。

 中学時代は奥伊勢松阪シニアでプレー。セ・リーグ最多安打争いを繰り広げる中日・岡林は先輩に当たる。「家に帰るとテレビで中日戦をやっていて活躍している。すごいと思う」。同じ右投げ左打ちの外野手。身長178センチ、体重78キロと体格もよく似ている。「三重の安打製造機」も自身初のセンバツを目指して、打ちまくる。 (麻生和男)

 ▽準決勝(ドリームオーシャンスタジアム)
海星 011200000|4
津商 00134020x|10
(海)伊藤佑、高橋、服部、豊田-伊藤英
(津)松田-樋尾

木本 0000010|1
三重 3101012|8
 (7回コールドゲーム)
(木)榎本、西-久保
(三)伊藤佑-高山
本塁打 野田(三)

(津商、三重は秋季東海大会出場)

(2022年10月2日 中日スポーツ8面より)

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