中部９県の中高生が集う「第６５回中部日本吹奏楽コンクール本大会」（中部日本吹奏楽連盟、中日新聞社主催）が１日、福井市の福井県立音楽堂　ハーモニーホールふくいで始まった。２日まで。

　新型コロナウイルスの影響で一昨年の大会は中止。昨年は無観客で開かれたが、今年は３年ぶりに有観客での開催となった。各県の大会で代表に選ばれた５０校が出場。生徒たちは練習の成果を発揮して息の合った音色を響かせ、観客から大きな拍手を浴びた。

　県代表は高校小編成の部で日本福祉大付属高（美浜町）が金賞、中学大編成の部で日進市日進北中が銀賞を受賞した。

　高校小編成の部では、富山南高（富山市）が１位の文部科学大臣賞、福井商業高（福井市）が２位の中日新聞社賞、浜松日体中・高（浜松市）が３位の中部日本吹奏楽連盟理事長賞を受賞した。

　中学大編成の部では、富山県南砺市福野中が１位の文部科学大臣賞、三重県四日市市南中が２位の中日新聞社賞、金沢市大徳中が３位の中部日本吹奏楽連盟理事長賞を受賞した。

　２日は中学校小編成の部と高校大編成の部がある。

（2022年10月2日　中日新聞朝刊県内版より）