スポーツ 2022.03.25
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飛騨高山FC×高山西高 パートナー契約 地元で全国目指そう
飛騨地域から能力があるサッカー選手が外部へ流出するのを防ごうと、高山市の飛騨高山フットボールクラブ(FC)と高山西高校が24日、同校サッカー部に指導者を派遣するなどのパートナーシップ契約を締結した。同校が部活動で、こうした契約をするのは初めて。(島崎諭生)
■サッカー部に指導者
同クラブは2020年11月に発足し、少年サッカークラブ「エスティーロ高山FC」などを運営。幼稚園児~中学3年生の約150人が在籍し、下呂市でも活動する。同校サッカー部はこれまで県大会ベスト8が最高成績で、地元の優れた中学生らが飛騨地域以外の強豪校などに進学してしまうことが悩みだった。
契約では、同クラブが原則週に3回、日本サッカー協会公認のA級ライセンスなどを持つ指導者を、同校サッカー部に派遣して指導。プレーの映像を分析して改善させたり、チームワークなどについて講義したりする。遠征への同行なども行う。契約は4月から実働するとしているが、すでに2月から準備として指導者を派遣しているという。
同クラブの井上知浩社長(29)は「飛騨地域に、全国を目指す選手の受け皿をつくりたい。長期的に魅力ある部活動にしていきたい」と意欲。同校の小林隆徳副校長(62)は「選手たちの流出を止めて、飛騨のスポーツを振興していきたい」と期待した。
(2022年3月25日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)
■サッカー部に指導者
同クラブは2020年11月に発足し、少年サッカークラブ「エスティーロ高山FC」などを運営。幼稚園児~中学3年生の約150人が在籍し、下呂市でも活動する。同校サッカー部はこれまで県大会ベスト8が最高成績で、地元の優れた中学生らが飛騨地域以外の強豪校などに進学してしまうことが悩みだった。
契約では、同クラブが原則週に3回、日本サッカー協会公認のA級ライセンスなどを持つ指導者を、同校サッカー部に派遣して指導。プレーの映像を分析して改善させたり、チームワークなどについて講義したりする。遠征への同行なども行う。契約は4月から実働するとしているが、すでに2月から準備として指導者を派遣しているという。
同クラブの井上知浩社長(29)は「飛騨地域に、全国を目指す選手の受け皿をつくりたい。長期的に魅力ある部活動にしていきたい」と意欲。同校の小林隆徳副校長(62)は「選手たちの流出を止めて、飛騨のスポーツを振興していきたい」と期待した。
(2022年3月25日 中日新聞朝刊飛騨総合版より)