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お知らせ 2022.03.09

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清林館高等学校

小中高生がタイル絵 自慢の風景など表現 愛西の名鉄勝幡駅前広場

信長像を囲むタイル絵を紹介する加藤さん(右)ら関係者=愛西市勝幡町の名鉄勝幡駅前広場で

信長像を囲むタイル絵を紹介する加藤さん(右)ら関係者=愛西市勝幡町の名鉄勝幡駅前広場で

 愛西市勝幡町の名鉄勝幡駅前広場で8日、織田信長像を囲む壁の新しいタイル絵が披露された。地元の小中学生や高校生が信長の姿や自慢の風景、特産品などを色鮮やかに表現した。

 タイル絵は、駅前広場が完成した2013年に、小中学生が描いた作品を展示した。年月を経て傷んできたことから、市観光協会が市内の小中学校18校と、清林館高校の生徒に依頼し、完成した。

 像を囲む高さ1.5メートル、幅6メートルの意匠壁3枚の両面に、30センチ四方の陶板約300枚を貼って、絵を表現する。県内で出荷量が最多のレンコンの花やイチゴなど特産品のほか、ホタルが飛び交う幻想的な風景や夕日に輝く地域の様子などをアクリル絵の具で描いた。

 絵の更新は、22年度中に終わる予定。愛西、稲沢両市の境にあった勝幡城は信長の生誕地とされ、同協会も発信に力を入れている。加藤憲治会長は「力作が並んだ。小中学生の皆さんにも地域の魅力に関心を持ってもらい、PRになれば」と話していた。

(2022年3月9日 中日新聞朝刊尾張版より)
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