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お知らせ 2019.06.26

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豊川高等学校

豊川高 22年ぶり写真甲子園 猫追った作品 予選で高評価

写真甲子園に22年ぶりの出場を決めた豊川高写真部の(右から)渡辺さん、前沢さん、佐野さん、峯田さん=豊川市の豊川高で

写真甲子園に22年ぶりの出場を決めた豊川高写真部の(右から)渡辺さん、前沢さん、佐野さん、峯田さん=豊川市の豊川高で

 北海道で7月下旬に開幕する全国高校写真選手権大会(写真甲子園)に、東海ブロック代表として豊川市の豊川高校写真部が出場する。同高の出場は県勢初出場だった1997年以来、22年ぶり2度目。代表の部員たちは「優勝を目指し、全力で頑張りたい」と意気込んでいる。(川合道子)

 出場を決めたのは、写真部長を務める前沢さん(3年)と峯田さん(2年)、渡辺さん(同)の3人。6月8日に名古屋市で開かれた東海ブロック審査会で、3人の地元・新城市にある寺「龍岳院」に暮らす猫を追った写真8枚1組の作品やプレゼンテーションが高評価を得た。

 前沢さんは「他校の作品は自分たちにはないアイデアばかりだったので、選ばれた時はまさかという気持ち。お寺に通い詰めたかいがありました」と笑顔を見せる。北海道東川町で開かれる本戦には、受験で忙しくなる前沢さんに代わり、佐野さん(2年)が加わった3人で出場する。

 本戦には、全国11ブロックの代表18校が参加。大会期間中の3日間、各校の3人は1日ごと異なるテーマで写真を撮影し、その日のうちに1つの作品に仕上げる。3日間の公開審査の合計点で優勝が決まる。

 同高写真部は1956年に創部し、現在は40人が活動。普段からカメラを携えて風景などを撮影したり部員同士で作品について意見を交わしたりして腕を磨く。

 出場選手のリーダーを務める峯田さんは「支えてくれた他の部員や撮影に協力してくれた人たちに感謝の気持ちを忘れず、上位を目指したい」と力強く語った。

(2019年6月26日 中日新聞朝刊東三河総合版より)

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