お知らせ 2021.12.30
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イチロー先輩の寄贈に感謝 愛工大名電野球部、記念館を訪問

寄贈されたイチローさんの道具を前にする倉野監督=名古屋市千種区の愛工大名電高で
記念館で後輩の球児たちは、イチローさんのこだわりが詰まったバットやグラブ、スパイク、功績を物語る無数のトロフィーに目を輝かせた。主将(17)は「学校に寄贈してもらったグラブも長年使っていたはずなのにきれいで、すごく丁寧に手入れしているのが伝わってきた」と驚いていた。
4月に学校へ寄贈されたのは、イチローさんが2004年の大リーグオールスターで履き、グラウンドの土がついたままのスパイクなど12点。新型コロナウイルスの状況が落ち着くのを待って、部員とマネジャー39人や倉野光生監督(63)が記念館を訪問。鈴木さんに感謝状などを手渡した。
「寄贈することで、ずっと多くの人に見てもらえる」と鈴木さん。寄贈品が展示されている学校併設のギャラリーは現在、コロナ禍で一般開放されておらず、貴重な品々は人々の目に触れる日を待っている。(磯嶋康平、佐藤航)
(2021年12月30日 中日新聞朝刊県内版より)