全国高校バスケットボール選手権大会（ウインターカップ）は２５日、女子３回戦と男子２回戦があり、女子は桜花学園（名古屋市）が１０４－７２で明秀学園日立（茨城）に快勝し、安城学園（安城市）も８６－７６で小林（宮崎）に勝って、ともに８強入りを決めた。男子は夏冬２冠を狙う中部大第一（日進市）が８９－７６で洛南（京都）をかわし、初戦を突破したが、桜丘（豊橋市）は５３－１０７で土浦日大（茨城）に敗退した。　（山本拓海）

　桜花学園は相手をゴール下に攻め込ませず、速攻を重ねて貫禄勝ち。安城学園は序盤のリードを守り切った。

　中部大第一は、第４クオーターで１点差に詰め寄られたが、田中選手（３年）がシュートやフリースローを着実に決め、逃げ切った。桜丘は前半から離されてしまい、差を詰められなかった。

　２６日は、女子は桜花学園が明星学園（東京）、安城学園が京都精華学園（京都）との準々決勝に臨む。男子は中部大第一が福岡大付属大濠（福岡）と３回戦を戦う。

（2021年12月26日　中日新聞朝刊県内総合版より）