県私学協会は１０日、２０２２年度の私立高校・中学校の生徒募集要項を発表した。私立高の全日制課程は系列中学からの進学を除いて、前年度より３１７人多い１万８１２２人を募集。５５校のうち２１校で、中学校長の推薦が不要な自己推薦の「特色入試」を初めて導入する。

　一般入試は５１校で実施する。願書受け付けは来年１月２４～２８日（椙山女学園と名古屋は３１日まで）、選考は２月１～３日、合否発表は３～７日。

　特色入試を含め、推薦入試は５０校で実施。願書受け付けは１月１９～２１日、選考は２６日、合否発表は２７～２８日。黄柳野は一般、推薦とも一部を別日程で行う。

　来年４月から男女共学となる修文女子は、修文学院に改称。岡崎学園も人間環境大付属岡崎に校名変更する。学科名の変更は２件あり、菊華の情報ビジネスはＩＴビジネスに、中部大第一の機械電気システムは創造工学に変わる。

　私立中は、１９校で前年度より１５人多い３２６８人を募集する。

　募集要項は１１日正午ごろ、県私学協会のホームページに掲載する。

（2021年11月11日　中日新聞朝刊愛知総合版より）