岐阜市正法寺町の済美高校の生徒らが１４日、同市や羽島市の病院や保育園など１２カ所を訪れ、感謝の気持ちを伝える花を手渡した。

　６月第２日曜日に、子どもが周りに花を贈るキリスト教の「花の日」に合わせた行事。生徒から集めたお金で購入した花を茶華道部の生徒が容器に生け、礼拝した後、宗教委員会の生徒が分担して贈った。

　岐阜南署に訪れた生徒４人は、中井廉二署長に花を手渡した。２年生の生徒（１６）は「警察には、交通安全活動などでお世話になっている。感謝の気持ちを花という目に見えるかたちで表せて良かった」と話した。（加藤佑紀乃）

（2019年6月15日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）