お知らせ 2021.09.15
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愛西のPR、活性化策提案 清林館高生 3テーマで発表

市職員を前に提案を披露する生徒=愛西市持中町の清林館高で
同校は2年前から、総合的な探究の時間に、課題の解決案作りに取り組んでいる。3回目となる本年度は、文理特進、文理選抜の2コースの2年生が4月から、市職員に課題を聞いたり、市内の現場を訪ねたりして提案内容をまとめた。
この日は最終プレゼンテーションで、会員制交流サイト(SNS)を使った市のPR、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組み、最寄り駅の名鉄藤浪駅前のにぎわい創出の3つのテーマで発表した。
藤浪駅は、市が駅前広場の一部を再整備する計画を策定中。この課題に取り組んだ生徒たちは、誰でも演奏できるピアノやステージの設置や地元農家による市場などを提案した。サクラを植えるなど、四季で楽しめる企画を提案したチームの男子生徒(16)は「一つ一つ掘り下げて考え、街を良くしたいという意識も高まって良かったと思う」と話した。(吉田幸雄)
(2021年9月15日 中日新聞朝刊尾張版より)