お知らせ 2021.06.19
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ポリ袋減へ古新聞で生ごみ袋 愛知啓成高3年生 400枚作製、市内2カ所に配置
家庭から出るプラスチックごみを減らすため、愛知啓成高校(稲沢市西町1)の3年生38人が、古新聞を活用し、生ごみを廃棄するためのごみ袋を作った。市内2カ所に置き、市民に環境問題を考えてもらうきっかけにする。
生徒たちは授業の一環で、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を学習。プラごみが海洋生物や環境に与える影響に衝撃を受け、「高校生でもできることを」とクラスで意見を出し合ってごみ袋作りを決めた。
生徒たちは、休み時間などに、サイズの異なる2種類のごみ袋計400枚のほか取り組みを呼び掛けるポスターを作った。活動の経緯や効果などを説明し、賛同してもらった市環境センターと生鮮館やまひこ南大通店(同市稲沢町前田)に置く。
市によると、廃棄される可燃ごみのうち、約4割が生ごみ。ポリ袋の代わりに使うことで、プラごみを削減できるほか、焼却温度の低下や悪臭の発生を防ぐ効果も期待できるという。
需要があれば、今後も活動を続ける。女子生徒(17)は「自分たちでもできることがあると分かった」と振り返り、女子生徒(18)は「SDGsに興味を持ってもらい、みんなで環境問題を考えていければ」と期待した。(牧野良実)
(2021年6月19日 中日新聞朝刊尾張版より)
生徒たちは授業の一環で、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を学習。プラごみが海洋生物や環境に与える影響に衝撃を受け、「高校生でもできることを」とクラスで意見を出し合ってごみ袋作りを決めた。
生徒たちは、休み時間などに、サイズの異なる2種類のごみ袋計400枚のほか取り組みを呼び掛けるポスターを作った。活動の経緯や効果などを説明し、賛同してもらった市環境センターと生鮮館やまひこ南大通店(同市稲沢町前田)に置く。
市によると、廃棄される可燃ごみのうち、約4割が生ごみ。ポリ袋の代わりに使うことで、プラごみを削減できるほか、焼却温度の低下や悪臭の発生を防ぐ効果も期待できるという。
需要があれば、今後も活動を続ける。女子生徒(17)は「自分たちでもできることがあると分かった」と振り返り、女子生徒(18)は「SDGsに興味を持ってもらい、みんなで環境問題を考えていければ」と期待した。(牧野良実)
(2021年6月19日 中日新聞朝刊尾張版より)