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高校野球 スポーツ  2021.05.17

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栄徳高等学校

栄徳が9回目優勝 高校野球尾東大会 星城に5-0

優勝した栄徳の選手ら=いずれも大府市の星城高グラウンドで

優勝した栄徳の選手ら=いずれも大府市の星城高グラウンドで

 全尾張高校野球選手権大会第78回尾東大会(県高校野球連盟主催、中日新聞社後援)の決勝戦が16日、大府市の星城高校グラウンドであり、栄徳が5-0で星城を下し、2019年春以来となる9回目の優勝を決めた。3位決定戦は長久手が4-2で中部大第一に勝利した。大会は春日井、瀬戸、尾張旭、日進、長久手、豊明市と東郷町の6市1町から18校17チームが出場し、トーナメントで争った。(磯嶋康平)

■高木投手 3塁踏ませず 栄徳 14奪三振で勝利呼ぶ

 「ピッチャーがよく頑張ってくれた」と栄徳の中野幸治監督が話すように、高木投手(3年)が序盤から相手打線を抑え込んだ。「今日は三球種全ての調子が良く、満遍なく使えた」という本人の言葉通り、時折雨が降る天候の中、星城打線相手に6回1死までノーヒットピッチング。「特に調子が良かった」というチェンジアップを織り交ぜて14個の三振を奪い、3塁を踏ませない圧巻のピッチングだった。

 去年秋の尾東大会では準決勝で完投したものの、疲労がたまり決勝では投げられなかった。その時の悔しさから、不安のあったカーブの精度向上を目指し、冬季練習ではフォームの見直しや下半身の強化に重点的に取り組んだ。そのかいあって安定感が向上。今大会での好投につながった。

 「県大会では全試合完投するぐらいのつもりで頑張りたい」と高木投手。今日の投球を自信に甲子園を目指す。(磯嶋康平)

▽決勝
栄徳 000500000―5
星城 000000000―0
(栄)高木-池田
(星)石田、藤沢、川村-森瀬

(2021年5月17日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)

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