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お知らせ 2021.05.13

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伊勢学園高等学校

自転車安全利用モデル校に伊勢学園高 伊勢署

指定書を受け取った男子生徒(左)=伊勢市黒瀬町の伊勢学園高校で

指定書を受け取った男子生徒(左)=伊勢市黒瀬町の伊勢学園高校で

 伊勢署は11日、伊勢学園高校(伊勢市)を自転車安全利用モデル校に指定した。他校の模範になるよう交通ルールの順守に意識的に取り組むほか、署による交通安全講習を受講する。

 指定は同署管内の中学、高校が対象で、同校で4校目。指定期間は同日~2022年3月31日。

 同校で指定式があり、浜口浩伸交通一課長が、生徒会長の男子生徒(17)に指定書を手渡した。市内から自転車通学する男子生徒は「学校の皆が安全を守ることも大切だが、まず自分が手本になるように意識したい」と話した。

 浜口課長は「自転車は車両。便利な乗り物だが、歩行中の高齢者や子どもにぶつかるなど事故を起こした場合、損害賠償を求められる」と加害者としての危険性を指摘。「慣れている道だと、急いで赤に変わりそうな信号を渡ったり、友達との話に夢中になり並列走行したりするなど、交通ルールがおざなりになりがち。この機会に見直してほしい」と、自身の安全を守るための注意も呼び掛けた。

 署によると、20年の自転車乗用中の人身事故は、県内では372件で、同署管内は14件発生している。(足達優人)

(2021年5月13日 中日新聞朝刊伊勢志摩版より)

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