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初戦突破へ「最善の準備したい」 選抜高校野球大会 中京大中京 調整続く

開会式で大型ビジョンに映し出された中京大中京ナイン=甲子園球場で
開幕を前にオンラインでの会見に応じた高橋源一郎監督は「優勝候補という評判をいただいているが、一戦必勝の気持ち。初戦突破に向けて最善の準備をしたい」と語った。専大松戸については「守りが堅く攻撃も粘り強い」と分析。「僅差のゲームになると予想している。うちも守りからリズムをつくっていきたい」と見据えた。
高橋監督が「大会の行方を握る」と期待するのが、エースの畔柳投手(3年)。練習試合を重ねて実戦感覚を磨き、現在は投げ込みの球数を増やすなどトレーニングの強度も上がっているという。畔柳投手は「チームの雰囲気もいい。ベストの投球をしたい」と力を込めた。
開会式は新型コロナウイルス感染防止のため、この日の3試合に臨む6校だけが参加。中京大中京を含む残る26校は事前に撮影した行進の様子が大型ビジョンに映し出された。(大野雄一郎)
(2021年3月20日 中日新聞朝刊県内総合版より)