お知らせ 2021.03.02
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吹奏楽 希望の音色 CDに 光ケ丘女子高生が作成、販売 コロナ禍 「前向くきっかけに」

出来上がったCDをPRする部員ら=岡崎市大西町の光ケ丘女子高で
CDの名称は夜明けを意味する「黎明(れいめい)」。発案した3年の小林さん(18)は「つらい思いをしている人にとって、一筋の光になるようにと願いを込めた」と話す。
米国の作曲家ロッサーノ・ギャランテの「祈りの泉」や英国の作曲家ピーター・ミーチャンの「希望の歌」などを収録。岡崎市民会館あおいホールで昨年2月に演奏した曲や、名古屋国際会議場センチュリーホール(名古屋市熱田区)で昨年3月にあった定期演奏会での演奏なども盛り込んだ。1年生中心で演奏した2曲もある。副部長の祖父江さん(18)=3年=は「明るい曲が多い。今日も1日頑張ろうと思える」と収録曲の特徴を説明する。
CD作成は昨年5月、顧問の日野謙太郎教頭(51)が部員に提案した。「活動の証しを残したかった」と振り返る。副部長の竹内さん(18)=3年=は「上出来」と満足そう。山西さんは「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今までずっと不安な気持ちだった方が多いと思う。CDを聞いて、前を向いてもらうきっかけになればうれしい」と話している。
CDは1枚2180円(送料・税込み)。希望者は光ケ丘女子高に申し込む。(問)同高=0564(51)5651
(2021年3月2日 中日新聞朝刊西三河総合版より)