お知らせ 2021.03.03
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体育館シューズ役立てて 富田高生 コートジボワールの子に

集めた体育館シューズを車に積み込む生徒ら=岐阜市の富田高で
同部は国際交流やボランティア活動をしており、体育館シューズの寄贈にも取り組んでいる。シューズはNPOを通じて、アフリカ西部のコートジボワールの子どもたちに届けられる。
初めにNPOの杉山利夫代表と、コートジボワール出身でNPOのアドバイザーを務めるカク・ブル・ジョージさんが、部員31人に同国について説明。カクさんは「学校に行きたくても行けない子や、はだしで生活している子がまだたくさんいる。貧困を抜け出す一つの手だてがサッカーで、そのために運動靴は大事」と語った。
2年生で部長の女子生徒(17)は「サッカーをする時など、子どもたちが希望を持つためにシューズが役立てばうれしい」と話した。(形田怜央菜)
(2021年3月3日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)