昨年末の全国高校バスケットボール選手権大会（ウインターカップ）の女子で２年連続２３度目の優勝を果たした桜花学園高（名古屋市昭和区）の選手らが２４日、中日新聞社を訪れ、連覇を報告した。

　訪れたのは、バスケットボール部の主将（３年）と井上真一監督、若松幸雅校長ら。

　昨年はコロナ禍で全国高校総体（インターハイ）や国体が中止や延期となり、１２月のウインターカップが最初で最後の全国大会に。井上監督は「高校生同士のゲームができなくて不安だったが、大会の全６試合で力を出せた」と振り返った。

　決勝は東京成徳大高と対戦し、８９－６５で勝利した。チームの司令塔である「ポイントガード」として攻守に活躍した主将は「たくさんの方に支えてもらった。感謝の気持ちで戦い、目標通り笑顔で終われた」と声を弾ませた。

　この日は県庁に大村秀章知事も訪ね、連覇を伝えた。（小松原康平）

（2021年2月27日　中日新聞朝刊県内総合版より）

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