スポーツ 2021.02.23
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3年生 後輩に思い託す 桜丘高 男子バスケ部 卒業記念試合

3点シュートを放つ野沢主将(右)=桜丘高で
2020年度は、新型コロナウイルスの影響で高校総体などほとんどの大会が中止になった。何とか実施された昨年12月の全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)では、2回戦で第1シードの強豪洛南高(京都市)とぶつかり、1ゴール差の65-67で惜敗した。
交流試合では、マネジャー含む3年生8人を相手に、下級生チームが公式戦さながらの激しいプレーを展開。3年生チームは野沢主将の3点シュートなどで得点を重ね一時リードを奪ったが、後半はスタミナで上回る下級生が得点を重ね、71-63で勝利した。
野沢主将は「3年間つらいこともあったけど、乗り越えて最後、大舞台に立てた。実力のある後輩たちが多いので、僕たちのかなえられなかった日本一をつかみ取ってほしい」と思いを託した。
新主将の松野さん(2年)は「先輩たちの偉大さを日々感じている。必ず日本一を取って先輩方に良い報告をしたい」と決意を新たにした。 (斎藤徹)
(2021年2月23日 中日新聞朝刊東三河総合版より)