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スポーツ 2021.01.06

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誠信高等学校

春高バレー 女子・誠信が初戦突破

誠信-長岡商 第2セット、ポイント間に言葉を交わす誠信の三留選手(中央)ら

誠信-長岡商 第2セット、ポイント間に言葉を交わす誠信の三留選手(中央)ら

 第73回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は5日、東京体育館で開幕した。県代表は、2年ぶり2回目の出場の女子の誠信(扶桑町)が長岡商(新潟県)に2-0でストレート勝ちし、春高バレーで初勝利。4年ぶり15回目の出場の男子の星城(豊明市)は崇徳(広島県)に0-2で敗れ、1回戦で姿を消した。

 2回戦は6日にあり、誠信は札幌山の手(北海道)と対戦する。

■「お祭りバレー」で初勝利 誠信

 鋭いスパイクが長岡商コートに突き刺さる。チームの得点源、主将の三留(みとめ)選手(3年)が試合を決めると、誠信の選手が集まり、笑みをはじけさせた。笑顔を絶やさず明るくプレーし、見る人も楽しくさせるチーム持ち前の「お祭りバレー」でつかんだ初勝利だった。

 試合開始直後から弓削選手(3年)のスパイクが決まるなど、積極的に攻め続けた。長岡商にボールを拾われ続け粘られる場面もあったが、三留、弓削選手らのスパイクやバックアタックで得点を重ね、主導権を譲らなかった。

 中村与直(よしき)監督は「最初は硬さもあったが、困ったときには三留が決めてくれた」とたたえた。三留選手は2回戦に向け「挑戦心を忘れずに戦いたい」と気持ちを新たにしていた。 (大野沙羅)

(2021年1月6日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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