進学ナビ

HOME > 高校ニュース > スポーツ

高校ニュース

スポーツ 2021.01.04

この記事の関連校
中部大学春日丘高等学校

中部大春日丘 反撃及ばず 全国高校ラグビー 4強進出逃す

京都成章に敗れ、整列する中部大春日丘フィフティーン=花園ラグビー場で

京都成章に敗れ、整列する中部大春日丘フィフティーン=花園ラグビー場で

 大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3日に行われた第100回全国高校ラグビー大会の準々決勝で、県第一代表の中部大春日丘(春日井市)はシード校の京都成章(京都)に3-14と惜しくも敗れ、初のベスト4進出はならなかった。

 中部大春日丘は前半、立て続けに2トライを奪われる苦しい展開となったが、後半は徐々にペースを取り戻し、ナンバー8主将(3年)の縦への突進でゴールライン近くまで迫り、相手側のオフサイドの反則で選択したペナルティーゴールを決めて3点を返した。その後も再三攻め込んだが、京都成章の強固なディフェンスを打ち破れなかった。

 宮地真監督は「指導してきた中で一番攻めた試合。イーブン以上にやってくれた」と選手たちの健闘をたたえた。4強入りは果たせなかったが、10度目の全国挑戦で初めて3回戦を突破し、8強というチームの新たな歴史をつくった。

 主将は「花園は1年間の集大成。この悔しさを受け継いで自分たちのラグビーを続ければ、必ずベスト4の壁を破れると思う」と新たな目標を後輩たちに託した。 (小林大晃)

(2021年1月3日 中日新聞朝刊20面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ