バトントワーリング全国大会に出場する小牧市在住で至学館高校（名古屋市）の３年、藤原さんと１年、山口さんが１１月２７日、市役所を訪れ、中川宣芳教育長に抱負を語った。

　２人は同校のバトントワリング部の一員として、１１月３日に名古屋市であった東海大会で金賞に輝き、全国大会への切符を手にした。全国大会は新型コロナウイルスの影響で、順位を競わない動画発表形式で開かれる。各団体の動画は来年１月１８日から１カ月間、主催の日本バトン協会のホームページ上で配信される。

　藤原さんは「今まで練習してきた全てを出し切りたい」、山口さんは「楽しんで大会に臨みたい」と話した。中川教育長は「例年と比べて大変なことも多かったと思うが、自分の力を全て出し切れるよう頑張って」と激励した。（水谷元海）

（2020年12月2日　中日新聞朝刊近郊版より）