お知らせ 2020.10.23
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高田高 放送部 津ぎょうざグランプリ動画で特別賞 総文祭ビデオメッセージ部門
■「40位が1位になった日。」 熱く取材
津市一身田町の高田高校放送部が制作した動画が、高知県とインターネット上で開かれている「全国高校総合文化祭」の放送部門で、ビデオメッセージ部門の審査員特別賞を受賞した。約5分間の動画では、市民らでつくる有志団体「津ぎょうざ小学校」がご当地グルメの祭典、B-1グランプリでグランプリをとる姿をテンポ良くまとめた。(杉山果奈美)
部員らは昨年11月、津市内で開かれた津ぎょうざ小学校の決起集会に偶然居合わせ、取材を始めた。B-1グランプリが開かれた兵庫県明石市の会場にも行き、活動の様子をカメラに収めた。
撮影を担当したのは3年生の部員たち。津ぎょうざ小学校のメンバーらと同じく通学帽をかぶった格好で取材をした。だからこそ、グランプリに輝いた瞬間の喜びや栄冠に至る熱い思いが感じられるような映像が撮れたという。
約20時間にわたる密着映像を全国高校総合文化祭に向けて編集したのは、2年の奥野さん(17)ら。一時は新型コロナウイルスによる休校で作業を阻まれたが、リモート会議を重ねて6月下旬にいったん編集を終わらせた。
締め切りの1週間ほど前、動画を見直した奥野さんは「これでは勝てない」と感じた。「せっかくのグランプリの名を傷つけないように」との思いもあり、思い切って構成を考え直した。
できあがったビデオメッセージのタイトルは「40位が1位になった日。」。県庁所在地魅力度ランキング40位という津市の実態をまず具体的な数字で伝え、見る人の興味を引きつけられるように工夫した。
奥野さんは「取材を通して、津ぎょうざ小学校の人たちの熱い思いを伝えたいと強く思うようになった。今回の受賞で全国の人の目に触れ、津のまちを盛り上げる手伝いができたのならうれしい」と喜んだ。
部員らは16日、津ぎょうざ小学校のメンバーらと市役所を訪れ、前葉泰幸市長に受賞を報告した。前葉市長は「本当によくできている。映像と音声を通じて、思いが伝わってきた」と話していた。
受賞した動画作品は、動画サイト「ユーチューブ」で公開されている。
https://youtu.be/uPdlbpbS3KM
(2020年10月23日 中日新聞朝刊中勢版より)
津市一身田町の高田高校放送部が制作した動画が、高知県とインターネット上で開かれている「全国高校総合文化祭」の放送部門で、ビデオメッセージ部門の審査員特別賞を受賞した。約5分間の動画では、市民らでつくる有志団体「津ぎょうざ小学校」がご当地グルメの祭典、B-1グランプリでグランプリをとる姿をテンポ良くまとめた。(杉山果奈美)
部員らは昨年11月、津市内で開かれた津ぎょうざ小学校の決起集会に偶然居合わせ、取材を始めた。B-1グランプリが開かれた兵庫県明石市の会場にも行き、活動の様子をカメラに収めた。
撮影を担当したのは3年生の部員たち。津ぎょうざ小学校のメンバーらと同じく通学帽をかぶった格好で取材をした。だからこそ、グランプリに輝いた瞬間の喜びや栄冠に至る熱い思いが感じられるような映像が撮れたという。
約20時間にわたる密着映像を全国高校総合文化祭に向けて編集したのは、2年の奥野さん(17)ら。一時は新型コロナウイルスによる休校で作業を阻まれたが、リモート会議を重ねて6月下旬にいったん編集を終わらせた。
締め切りの1週間ほど前、動画を見直した奥野さんは「これでは勝てない」と感じた。「せっかくのグランプリの名を傷つけないように」との思いもあり、思い切って構成を考え直した。
できあがったビデオメッセージのタイトルは「40位が1位になった日。」。県庁所在地魅力度ランキング40位という津市の実態をまず具体的な数字で伝え、見る人の興味を引きつけられるように工夫した。
奥野さんは「取材を通して、津ぎょうざ小学校の人たちの熱い思いを伝えたいと強く思うようになった。今回の受賞で全国の人の目に触れ、津のまちを盛り上げる手伝いができたのならうれしい」と喜んだ。
部員らは16日、津ぎょうざ小学校のメンバーらと市役所を訪れ、前葉泰幸市長に受賞を報告した。前葉市長は「本当によくできている。映像と音声を通じて、思いが伝わってきた」と話していた。
受賞した動画作品は、動画サイト「ユーチューブ」で公開されている。
https://youtu.be/uPdlbpbS3KM
(2020年10月23日 中日新聞朝刊中勢版より)