お知らせ 2020.10.23
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写真甲子園で東邦高チーム 「私の日常」審査員賞に輝く
全国の高校生が写真の技術を競う「写真甲子園2020」の結果が発表され、初めて本戦大会に進んだ名古屋市名東区の東邦高写真部のチームが、応募337校のうち7校のみに贈られた審査員賞を受賞した。日常風景を一眼レフカメラで切り取った作品で、若者らしい繊細な感性を評価された。(清水大輔)
チームは、いずれも2年の横井さん(17)、小川さん(16)、山内さん(17)。
高校生3人一組がチームになり、自由なテーマで撮影した8枚組みの写真作品の出来栄えを競う写真甲子園に、タイトル「私の日常」の作品で参加。全国の応募チームの中から18校が選ばれた本戦大会に、県勢では唯一進出した。本戦は例年、北海道東川町で開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のためオンライン開催となった。
作品では、曇り空の下で風車を手にする女性や、窓から光が差し込む部屋で談笑する2人の生徒などを撮影。光と影のコントラストや淡い色調が特徴で、小川さんは「楽しい日もあれば落ち込む日もある、そんな日常を写した」と話す。
審査員の一人は光と影の美しさを評価し「10代のはかなさ、あやうさが美しく描かれている。若い今しか表現しえない世界観」と指摘した。
3人は部活動で、ほかの部員11人とともに自分で撮影した作品を持ち寄り、構図や撮影方法などについて、顧問の水野見奈子教諭(38)の助言を受けてきた。受賞に小川さんは「毎日放課後に水野先生と写真の見せ方を考えたのでうれしい」と喜び、山内さんは「自分の気付かないところを指摘してくれる水野先生に感謝します」と話した。横井さんは「北海道に行けないのは残念だったが、来年は先輩として後輩たちを引っ張っていきたい。皆で北海道のジンギスカンを食べるぞ」と、早くも次回の本戦進出へ意気込んだ。
(2020年10月23日 中日新聞朝刊県内版より)
チームは、いずれも2年の横井さん(17)、小川さん(16)、山内さん(17)。
高校生3人一組がチームになり、自由なテーマで撮影した8枚組みの写真作品の出来栄えを競う写真甲子園に、タイトル「私の日常」の作品で参加。全国の応募チームの中から18校が選ばれた本戦大会に、県勢では唯一進出した。本戦は例年、北海道東川町で開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のためオンライン開催となった。
作品では、曇り空の下で風車を手にする女性や、窓から光が差し込む部屋で談笑する2人の生徒などを撮影。光と影のコントラストや淡い色調が特徴で、小川さんは「楽しい日もあれば落ち込む日もある、そんな日常を写した」と話す。
審査員の一人は光と影の美しさを評価し「10代のはかなさ、あやうさが美しく描かれている。若い今しか表現しえない世界観」と指摘した。
3人は部活動で、ほかの部員11人とともに自分で撮影した作品を持ち寄り、構図や撮影方法などについて、顧問の水野見奈子教諭(38)の助言を受けてきた。受賞に小川さんは「毎日放課後に水野先生と写真の見せ方を考えたのでうれしい」と喜び、山内さんは「自分の気付かないところを指摘してくれる水野先生に感謝します」と話した。横井さんは「北海道に行けないのは残念だったが、来年は先輩として後輩たちを引っ張っていきたい。皆で北海道のジンギスカンを食べるぞ」と、早くも次回の本戦進出へ意気込んだ。
(2020年10月23日 中日新聞朝刊県内版より)