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高校野球 スポーツ  2020.10.25

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東邦高等学校

東邦逆転で8強

加藤学園-東邦 8回裏東邦2死二、三塁、中前へ勝ち越し打を放つ知崎=四日市市営霞ケ浦球場で(川戸賢一撮影)

加藤学園-東邦 8回裏東邦2死二、三塁、中前へ勝ち越し打を放つ知崎=四日市市営霞ケ浦球場で(川戸賢一撮影)

 ▽第1日▽24日▽1回戦4試合▽三重県のダイムスタジアム伊勢、四日市市営霞ケ浦第一球場▽来春センバツ大会出場校を決める重要な選考資料となる

 東邦(愛知2位)は加藤学園(静岡3位)に5-4で逆転勝ちし、25日の準々決勝に進出した。至学館(愛知3位)、岐阜第一(岐阜3位)、海星(三重3位)も勝ち上がった。

■5回から登板8回に決勝打

 東邦のエース左腕・知崎滉平投手(2年)がバットで勝負を決めた。2点を追う8回。同点に追い付き、なお2死二、三塁の好機で、代わったばかりの左腕・稲葉のカーブを中前に勝ち越し決勝適時打を放った。

 「みんなが打って追いついてくれた。今度は自分が打って、投げて、みんなを勝たせたかった」

 最速142キロのエースは打撃も得意。小学6年時はドラゴンズジュニアに投手として選出されたが、打撃を買われ野手で出場したほど。愛知県大会では、登板しない試合は「6番・一塁」で出場していた。

 「打つのは好き。投げなくても試合に出たい」。先発の1年生・三浦の後を受けて、1点リードの5回途中からリリーフ登板。一時は逆転を許すなど、被安打6、3失点と本来の出来ではなかったが、最後は自らのバットで決着をつけた。

 25日の準々決勝の相手は県岐阜商(岐阜1位)。「強いと思うけど、意識せず、自分が抑えて勝ちたい」。目指すはもちろん、昨年、石川昂を擁して日本一となったセンバツだ。 (麻生和男)

 ▽1回戦
海星(三重) 000130003|7
常葉大菊川(静岡) 230000001|6
(海)山崎、水本-加藤
(常)安西、小山-斎藤

岐阜第一 102010203|9
松阪商(三重) 010220000|5
(岐)阪口-高橋
(松)高山、北村-北村、坂下
本塁打 岡本(岐)

加藤学園(静岡) 000010210|4
東邦(愛知) 00020003x|5
(加)樋口、石山、船橋、岩間、稲葉-雨宮
(東)三浦、知崎-落合
本塁打 平尾(加)、落合、内田(東)

大垣商(岐阜) 002010100|4
至学館(愛知) 00001203x|6
(大)谷口、梅森、速水-下野
(至)石川、清水、山本、石川、古田、石川-山岡聖
本塁打 山岡聖、秋山(至)

(2020年10月25日 中日スポーツ9面より)

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