第６９回県高校優勝野球大会の決勝が２日、岡崎市民球場であり、中部大第一が愛知黎明に２－１で勝ち、４年ぶり２回目の優勝を決めた。両校は２４日から静岡県で開かれる春季東海地区大会に出場する。

　先制された中部大第一が中盤に安打を着実に重ね逆転に成功、接戦をものにした。

　中部大第一は４回、２死三塁で山田光が中前適時打を放ち同点に。６回は１死から鈴木、加藤が連続単打で一、三塁の好機をつくり、坪井の右犠飛で勝ち越した。投げては岡本、磯貝の継投で１失点に抑えた。

　愛知黎明は３回１死一、二塁、村瀬が左前適時打を放ち先制したが、６回以降に幾度もつくった追加点の好機を生かせなかった。

▽決勝

愛知黎明　　００１００００００―１

中部大第一　０００１０１００ｘ―２

（愛）大野、山本－山口

（中）岡本、磯貝－山田光

（2019年5月3日　中日新聞朝刊県内版より）