お知らせ 2020.09.17
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学生ボランティア支援を 熊本に向け 豊川高生が募金活動
同世代の災害ボランティアにエールを-。7月の豪雨被害で復旧作業が続く熊本県の学生ボランティアを支援しようと、豊川市の豊川高校生徒会が14~16日、校内で募金活動に取り組んだ。生徒たちの善意は、学業の合間を縫って復旧作業に取り組む大学生や高校生らを資金面で支援するクラウドファンディングを通じて現地に届けられる。
クラウドファンディングは、新型コロナウイルスの影響で遠方からのボランティアが集まりにくい中、復旧に欠かせない存在となっている熊本県内の学生ボランティアを資金面で支援しようと、兵庫県立大大学院減災復興政策研究科の室崎益輝教授(防災計画)が始めた。
豊川高生徒会長の2年西川さん(17)が、室崎教授の取り組みを本紙の記事で知り、募金活動を発案。各クラスの代表者が集まる会議で、写真を交えて豪雨の被害状況などを紹介しながら、「被災地の人たちが早く元の生活に戻ることができるように協力してほしい」と呼び掛けた。
3日間、毎朝各クラスで支援を募り、合計で約8万5000円が集まった。西川さんは「みんなが協力してくれてありがたい。本当は現地に行って力になりたいが、クラウドファンディングを通じて、復旧に取り組んでいる同世代を後ろからサポートしたい」と話した。
室崎教授によると、被災地では複数の高校が部活動やサークル単位で、民家に流れ込んだ土砂をかき出す作業などに取り組んでいるという。「学校で長靴などが支給される場合もあるが、多くは手弁当で頑張っている。現地の高校生たちに同じ高校生からエールを送り届けてほしい」と話している。(川合道子)
(2020年9月17日 中日新聞朝刊東三河版より)
クラウドファンディングは、新型コロナウイルスの影響で遠方からのボランティアが集まりにくい中、復旧に欠かせない存在となっている熊本県内の学生ボランティアを資金面で支援しようと、兵庫県立大大学院減災復興政策研究科の室崎益輝教授(防災計画)が始めた。
豊川高生徒会長の2年西川さん(17)が、室崎教授の取り組みを本紙の記事で知り、募金活動を発案。各クラスの代表者が集まる会議で、写真を交えて豪雨の被害状況などを紹介しながら、「被災地の人たちが早く元の生活に戻ることができるように協力してほしい」と呼び掛けた。
3日間、毎朝各クラスで支援を募り、合計で約8万5000円が集まった。西川さんは「みんなが協力してくれてありがたい。本当は現地に行って力になりたいが、クラウドファンディングを通じて、復旧に取り組んでいる同世代を後ろからサポートしたい」と話した。
室崎教授によると、被災地では複数の高校が部活動やサークル単位で、民家に流れ込んだ土砂をかき出す作業などに取り組んでいるという。「学校で長靴などが支給される場合もあるが、多くは手弁当で頑張っている。現地の高校生たちに同じ高校生からエールを送り届けてほしい」と話している。(川合道子)
(2020年9月17日 中日新聞朝刊東三河版より)