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お知らせ 2020.09.06

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高田高等学校

植物採取し光合成実験 高田高生 朝津味で環境セミナー

二酸化炭素の濃度を測定する生徒たち=津市高野尾町の朝津味で

二酸化炭素の濃度を測定する生徒たち=津市高野尾町の朝津味で

 地球温暖化について理解を深めてもらう特別講義が5日、津市高野尾町の農産物直売所「朝津味」であった。高田高校(同市一身田町)の生徒ら約40人が参加し、実際に採取した植物を使って光合成の実験などをした。

 朝津味を運営する赤塚植物園(同市)の関連会社が、地元の子ども向けに行っている環境セミナーの一環。同校は2017年から受講している。

 生徒らは10班に分かれ、同園が管理するレッドヒル・ヒーサーの森でさまざまな植物を採取。光を当てたり、黒い袋で覆ったりしてそれぞれの二酸化炭素(CO2)の濃度を機器で計測した。神元さん(15)は「葉の面積や植物の種類によって、光合成の量にも変化が出てくると思う」と話し、熱心に数値を見比べた。

 伊藤さん(15)は「どの植物を植えたら、地球温暖化を食い止めるのに役立つのかということも分かると思う」と話した。 (杉山果奈美)

(2020年9月6日 中日新聞朝刊中勢版より)

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