春日井市の春日井南高校の和太鼓部「柳火」は５月１日午後２時半から、春日井市民会館で開く和太鼓コンサート「ハイスクールは響喜乱打（きょうきらんだ）『バチを止めるな！』」（中日新聞社後援）に出演する。部員たちは近づく本番に向け、練習に力を注いでいる。（高岡涼子）

　コンサートは新元号「令和」の門出を祝い、若く元気な高校生の和太鼓演奏で盛り上げようと春日井市の和太鼓チーム「転輪太鼓　打乱漢獅闘（だらかんしーど）」（愛称・シード）が企画。春日井南高のほか、松蔭高（名古屋市中村区）、桜丘高（豊橋市）、松平高（豊田市）、さらに県外から大阪高（大阪市）が出演する。

　春日井南高は創部５年目で、切れのあるバチさばきのパフォーマンスを取り入れた創作曲を披露する。コンサートに出演する２、３年生２４人が放課後の校庭で鋭い掛け声とともに練習を重ねている。

　部長の２年生、丹羽太生さん（１６）は「他校に比べて部の歴史が浅いけれど、太鼓をたたきたいという気持ちを強く持って自分たちの演奏を伝えたい」と本番に向けて力を込めた。

　コンサートの前売り券は大人２０００円（当日５００円増）、高校生以下１０００円（同）。座席を使わない未就学児は無料。（問）転輪太鼓＝０５６８（９７）３５５６

（2019年4月24日　中日新聞朝刊近郊総合版より）