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高校野球 スポーツ  2020.07.14

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愛知黎明高等学校

高校野球 夏季大会2020 流れ変えた本塁打

小牧-愛知黎明 6回裏愛知黎明2死三塁、同点の左越え本塁打を放ち喜ぶ山本=一宮市営球場で

小牧-愛知黎明 6回裏愛知黎明2死三塁、同点の左越え本塁打を放ち喜ぶ山本=一宮市営球場で

 夏季県高校野球大会第4日となる12日、県内10球場で1回戦13試合、2回戦16試合があった。連合チームの加茂丘・衣台が初戦に勝利。甲子園に出場経験のある愛知黎明や愛産大三河が順当に駒を進めた。次回は18日に2、3回戦を予定している。

 愛知黎明の山本恭平選手(3年)が6回、直球を左翼席へ運び、試合の流れを変えた。「完全に捉えることができた。入ったと思った」

 前半はチームの雰囲気が硬く、好機を逃していた。5回の後、「大事な場面だ」と感じたムードメーカーの金森文哉選手(同)が、ベンチで一発芸を披露。一気に雰囲気がほぐれた。

 山本選手は休校中、自宅前でバドミントンの羽根を打つミート練習を繰り返した。部活動の再開後は徐々にヒットが増え、成果を実感。スタンドで見守る母に本塁打を見せ、「恩返しができた」とはにかんだ。

▽一宮市営球場
▽一回戦
小牧0000030000―3
愛知黎明0000030001x―4
(延長10回タイブレーク)
(小)片山-新岩
(愛)宮田、神谷、櫛田-服部
本塁打 山本 (愛)

(2020年7月14日 中日新聞朝刊県内版より)

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