お知らせ 2020.03.01
- この記事の関連校
- 愛農学園農業高等学校
フランス発祥の美食誌 愛農高養豚部に 優良生産者の賞 部員「努力知ってもらえた」
伊賀市別府の愛農学園農業高校養豚部が、仏発祥のレストランガイドブック「ゴ・エ・ミヨ2020」の日本版で、優れた生産者に贈られる「テロワール賞」を受賞した。生産している豚肉「愛農ナチュラルポーク」が評価された。 (日暮大輔)
養豚部には1~3年の10人が所属。約100頭を飼育し出産から出荷まで一貫して取り組む。早朝から交代で餌をやり、学校が休みの日も欠かさない。豚舎の床にはもみ殻を敷き、豚にストレスがかからないようにしている。半年で110~115キロまで育て、月に10頭ほど出荷する。滋賀県草津市の精肉店「サカエヤ」を通じて東京都や大阪府のレストランで提供される。同校の泉川道子教頭は「シェフが生徒が育てていることを紹介してくれ、評価につながったのでは」と推測する。
部長の3年東田さん(18)は「小規模なので1頭ずつしっかり育ててきた。受賞は料理してくださる皆さんのおかげです」、副部長の森さん(18)は「驚いて、もらっていいのかと思った。努力を知ってもらえた」と喜んだ。
部員によるソーセージやベーコンなどの加工品は京都府南山城村の「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」で購入できる。
ゴ・エ・ミヨは1972年にパリで創刊。レストランだけでなくシェフを支える生産者や職人も取り上げている。今回、同賞は2生産者が受けた。
(2020年3月1日 中日新聞朝刊伊賀版より)
養豚部には1~3年の10人が所属。約100頭を飼育し出産から出荷まで一貫して取り組む。早朝から交代で餌をやり、学校が休みの日も欠かさない。豚舎の床にはもみ殻を敷き、豚にストレスがかからないようにしている。半年で110~115キロまで育て、月に10頭ほど出荷する。滋賀県草津市の精肉店「サカエヤ」を通じて東京都や大阪府のレストランで提供される。同校の泉川道子教頭は「シェフが生徒が育てていることを紹介してくれ、評価につながったのでは」と推測する。
部長の3年東田さん(18)は「小規模なので1頭ずつしっかり育ててきた。受賞は料理してくださる皆さんのおかげです」、副部長の森さん(18)は「驚いて、もらっていいのかと思った。努力を知ってもらえた」と喜んだ。
部員によるソーセージやベーコンなどの加工品は京都府南山城村の「道の駅お茶の京都みなみやましろ村」で購入できる。
ゴ・エ・ミヨは1972年にパリで創刊。レストランだけでなくシェフを支える生産者や職人も取り上げている。今回、同賞は2生産者が受けた。
(2020年3月1日 中日新聞朝刊伊賀版より)