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お知らせ 2020.02.28

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光ヶ丘女子高等学校

サドラー賞 晴れやか報告 光ヶ丘女子高吹奏楽部 日進出身14人 市長に

サドラー賞を受賞した光ヶ丘女子高の吹奏楽部員と近藤市長(前列左から3人目)ら=日進市役所で

サドラー賞を受賞した光ヶ丘女子高の吹奏楽部員と近藤市長(前列左から3人目)ら=日進市役所で

◆熱田で来月卒業公演へ

 卓越した音楽性を持つ高校吹奏楽部に贈られる国際賞「サドラー・フラッグ・オブ・オナー(サドラー賞)」を日本で初めて受賞した光ヶ丘女子高(岡崎市)吹奏楽部の日進市出身の部員14人と、顧問の日野謙太郎教頭(50)が26日、日進市役所を訪れ、近藤裕貴市長に報告した。3月には熱田区で卒業公演を開く予定だ。 (平木友見子)

 同部の部員は計約120人で、3年生は既に卒業式を終えている。市役所を訪れた1~3年生の14人は、いずれも日進中または日進西中の卒業生。岡崎市にある同高の寮で生活し、寝食を共にしてきた。

 同部は昨年12月、米中西部シカゴで開催された吹奏楽の祭典「ミッドウエスト・クリニック」の参加中に同賞受賞の報告を受けた。今月19日に岡崎市で開かれた同賞受賞記念アメリカ演奏旅行報告コンサートは、同賞を運営するスーザ財団からロイ・ホルダー副会長が来日し、授賞式も行われた。

 3年生の部長(18)は「歴代の先輩たちが作った音楽や実績の総まとめが評価されたと思う」と話し、「みんなでシカゴピザを食べているときに受賞を知らされた。みんな舞い上がって、忘れられない思い出となった」と振り返る。

 式でホルダー副会長からは、幼く見える印象と演奏の迫力のギャップの素晴らしさなど多くの賛辞が贈られたという。

 日野教頭は、部員たちの演奏を「丁寧で繊細」と評し、「これからも楽譜の隅々まで捉えた、音楽を知らない人でも違いが分かる演奏をしていきたい」と話していた。

 同部の卒業公演となる定期演奏会は3月24日、名古屋国際会議場センチュリーホール(熱田区)で開かれる。新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の影響も懸念されるが、日野教頭は「頑張ってきた3年生のために、何か形に残してあげたい」と開催を願っている。(問)同高=0564(51)5651

(2020年2月28日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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