お知らせ 2020.03.01
- この記事の関連校
- 聖マリア女学院高等学校
聖マリア女学院高 伝統の「学燈」門出を照らす
岐阜市の聖マリア女学院高校で29日、卒業式があった。新型コロナウイルスの感染予防のため、規模を縮小しての開催となったが、伝統のキャンドルサービス「学燈(がくとう)」は今年も行われ、3年生92人の門出をしっかりと照らした。
式には、卒業生、教員、保護者ら全員がマスクを着けて出席。ハンドベルや合唱の一部を取りやめて時間も短縮した。在校生の出席は、送辞を述べる生徒会長だけとした。
信条希望校長はあいさつで「異例の形でも卒業式ができたことを感謝したい」と述べ、卒業生には「世界の出来事に関心を持ち、人の痛みに気付く心を育み、弱い立場にある人を忘れずに生活してください」と言葉を贈った。
前生徒会長の長屋さん(19)は、答辞で「当たり前ではないこの時間を感謝しつつ、未来を生きていくことを誓います」と抱負を語った。
「学燈」には、卒業後も世の光になるようにとの願いを込めている。例年のように全校生徒での合唱はなかったが、教員らが拍手で祝福した。長屋さんは取材に「一番楽しみにしていたイベントだったので、開催できてよかった。この先も自分たちではどうにもできないことがあると思うけど、置かれた環境でしっかりやりたい」と話した。 (井上仁)
(2020年3月1日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)
式には、卒業生、教員、保護者ら全員がマスクを着けて出席。ハンドベルや合唱の一部を取りやめて時間も短縮した。在校生の出席は、送辞を述べる生徒会長だけとした。
信条希望校長はあいさつで「異例の形でも卒業式ができたことを感謝したい」と述べ、卒業生には「世界の出来事に関心を持ち、人の痛みに気付く心を育み、弱い立場にある人を忘れずに生活してください」と言葉を贈った。
前生徒会長の長屋さん(19)は、答辞で「当たり前ではないこの時間を感謝しつつ、未来を生きていくことを誓います」と抱負を語った。
「学燈」には、卒業後も世の光になるようにとの願いを込めている。例年のように全校生徒での合唱はなかったが、教員らが拍手で祝福した。長屋さんは取材に「一番楽しみにしていたイベントだったので、開催できてよかった。この先も自分たちではどうにもできないことがあると思うけど、置かれた環境でしっかりやりたい」と話した。 (井上仁)
(2020年3月1日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)