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お知らせ 2019.12.23

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名古屋工業高等学校

自作ロボットの技 県内工業高生競う 刈谷で大会

ロボットをキックエリアへ移動させたり、スクラムに見立ててロボットで木箱を押したりする高校生たち=刈谷市産業振興センターで

ロボットをキックエリアへ移動させたり、スクラムに見立ててロボットで木箱を押したりする高校生たち=刈谷市産業振興センターで

 県内の工業高校の生徒らが自作ロボットの性能と操縦技術を競う「県工業高校生ロボット競技大会」(中日新聞社後援)が21日、刈谷市産業振興センターで開かれた。

 23校の32チームが予選と決勝トーナメントで競い、名古屋工業高(名古屋市)のチーム「nRobot」が優勝した。12回目で、競技は昨年と同様、ラグビーがテーマ。ワールドカップ日本大会開催にちなんだ。

 各チームはロボット2台をリモコンで操縦し、長さ約16センチの楕円(だえん)形のミニボールをパスしたり、スクラムに見立てて木箱を押し動かしたり、「キックエリア」から約7メートル先の網かごを狙ってボールを飛ばしたりして、得点を競った。

 ボールを飛ばす機構がシーソー状だったり、2つの円盤を回転させて押し出したりと、各チームはさまざまに工夫。優勝チームは、空気圧で部品を動かしてボールの位置を細かく調整するなどして高い精度を誇った。

 準優勝は豊川工業高(豊川市)の「川工電気5R」だった。

(2019年12月23日 中日新聞朝刊県内版より)

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