お知らせ 2019.12.11
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星城高生と市議 豊明の課題議論 「外国人児童支えて」 「音響式信号増設を」
豊明市議会は6日、同市栄町の星城高で、1年生約50人と市議約20人の意見交換会を開いた。(平木友見子)
同市は4月、市議会基本条例をほぼ全面的に改正し、「議会は、市民との意見交換などの機会を多様に設け、議会及び議員の政策立案に反映させる」などと規定。また同月、市議選も行われている。
同高は、文部科学省が本年度、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」に指定した全国20校の1つ。グローバルな視点を持って地域のリーダーを目指すスーパーグローカルリーダー(SGL)活動として、「外国人市民と高齢市民が輝く新たな架け橋プロジェクト」を進めている。
意見交換会の冒頭で、清水義昭市議が、首長(市長など)と議員をともに住民が直接選挙で選ぶ二元代表制など市議会の仕組みを生徒たちに説明。同高の女子生徒は、前後駅など市内5カ所での花壇作りに外国人や高齢者の参加を呼びかけたことなど、具体的なプロジェクトの内容を紹介した。
意見交換での議題は、多文化共生や魅力あるまちづくりなど4つ。「言葉の問題で外国人児童は孤立しがち。多くの大人が関わることが大事だと思う」「日本語教室を増やし、会員制交流サイト(SNS)を活用して広報すべきだ」「音響式信号機が少ないので、もっと導入してほしい」など、生徒たちは、SGL活動を通じて気付いたことや、疑問に思ったことを積極的に発言した。
市議たちは熱心にメモを取りながら、生徒の質問に回答したり、「市に要望していく」と答えたりしていた。
(2019年12月11日 中日新聞朝刊なごや東版より)
同市は4月、市議会基本条例をほぼ全面的に改正し、「議会は、市民との意見交換などの機会を多様に設け、議会及び議員の政策立案に反映させる」などと規定。また同月、市議選も行われている。
同高は、文部科学省が本年度、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」に指定した全国20校の1つ。グローバルな視点を持って地域のリーダーを目指すスーパーグローカルリーダー(SGL)活動として、「外国人市民と高齢市民が輝く新たな架け橋プロジェクト」を進めている。
意見交換会の冒頭で、清水義昭市議が、首長(市長など)と議員をともに住民が直接選挙で選ぶ二元代表制など市議会の仕組みを生徒たちに説明。同高の女子生徒は、前後駅など市内5カ所での花壇作りに外国人や高齢者の参加を呼びかけたことなど、具体的なプロジェクトの内容を紹介した。
意見交換での議題は、多文化共生や魅力あるまちづくりなど4つ。「言葉の問題で外国人児童は孤立しがち。多くの大人が関わることが大事だと思う」「日本語教室を増やし、会員制交流サイト(SNS)を活用して広報すべきだ」「音響式信号機が少ないので、もっと導入してほしい」など、生徒たちは、SGL活動を通じて気付いたことや、疑問に思ったことを積極的に発言した。
市議たちは熱心にメモを取りながら、生徒の質問に回答したり、「市に要望していく」と答えたりしていた。
(2019年12月11日 中日新聞朝刊なごや東版より)