第９９回全国高校ラグビー大会（２７日開幕～来年１月７日決勝・東大阪市花園ラグビー場）の組み合わせ抽選会が７日、大阪市内で行われ、３回戦までのカードが決まった。Ｂシードの中部大春日丘（愛知）は２回戦で高鍋（宮崎）－札幌山の手（南北海道）の勝者、同じくＢシードの日本航空石川は２回戦で城東（徳島）－新潟工の勝者とそれぞれ対戦する。１回戦から登場する朝明（三重）は近大和歌山、関商工（岐阜）は熊本工とそれぞれ対戦する。

■壮行会に姫野先輩

　シード校の中部大春日丘・徳重翔主将（３年）は初の８強入りを誓った。３０日の初戦（２回戦）の相手は、前回大会の２回戦で大勝した札幌山の手か、今春の選抜大会予選リーグで負けている高鍋となる。「両校とも手ごわいと思うが、初戦を勝ちきり、ＯＮＥ　ＴＥＡＭ（ワンチーム）となって学校初のベスト８へ向けて頑張りたい」と意気込んだ。準々決勝では東福岡との再戦を望む。今春サニックスワールドラグビーユース交流大会で２戦２敗したからだ。

　先のＷ杯で史上初めて８強入りした日本代表のナンバー８姫野和樹の母校。１４日に名古屋市内で開かれる壮行会に姫野も出席する予定で、偉大な先輩の激励を受けて花園に乗り込む。

（2019年12月8日　中日スポーツ6面より）

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