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お知らせ 2019.11.26

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中京大学附属中京高等学校

新聞コンクール受賞者らの声

 日本新聞協会が25日に発表した「第10回いっしょに読もう!新聞コンクール」の入賞者。新聞の感想文5万7000点以上の応募の中から奨励賞に、中日新聞を読んだ名古屋市内の3人の作品が選ばれた。また、団体応募441校から優秀学校賞に一校が選ばれた。どんな気持ちで記事を読み込み、考えを深めたのか聞いた。

■優秀学校賞 中京大中京高 全校挙げて参加

 新聞を取り入れた授業の推進に本年度から力を入れている。コンクールには、夏休みの課題として全校を挙げて応募。1、2年で9割以上が、受験を控えた3年も8割近くが参加した。国語科でNIE担当の野田このか教諭(28)は「1年目から生徒の意欲が成果となった」と喜ぶ。

 気軽に新聞を手に取れる環境をつくろうと、学校で新聞をまとめて購読し、希望するクラスに届けている。気になった記事を選んで掲示したり、スクラップ帳にまとめたりと、学級ごとに活用している。

 2年の現代文の授業の一部では、単元ごとに関連する記事を取り上げる時間を設けている。例えば「科学と市民」をテーマにした評論文ではブラックホールの撮影成功を伝える記事を使用した。野田教諭は「教科書の中にとどまらず、現実社会の問題として捉えてもらえる」と手応えを話す。

(2019年11月26日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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