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お知らせ 2019.11.26

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B-1GP優勝の津ぎょうざ小学校 若い力で一致団結の初栄冠 運動会風 高校生が歌や踊りで活躍

快挙を喜ぶ津ぎょうざ小学校のメンバー=津市役所で

快挙を喜ぶ津ぎょうざ小学校のメンバー=津市役所で

 ご当地グルメの祭典「第11回B-1グランプリ」が23、24の両日に兵庫県明石市で開かれ、津市民有志でつくる「津ぎょうざ小学校(津ぎょ小)」が県勢初のゴールドグランプリ(優勝)に輝いた。25日にはPRグッズでにぎやかに着飾ったメンバー40人が市役所を訪れ、前葉泰幸市長に喜びを報告した。(本間貴子)

 津ぎょうざは学校給食発祥の料理で、直径15センチの皮で包んだ大きな見た目が特徴。全国から55団体が出場し、2日間で31万人が訪れた中、来場者の投票で最も人気を集めた。

 津ぎょ小の参加者は、小学校をイメージしたそろいの体操服をまとい、ブースは運動会のように万国旗や花でにぎやかに飾り付けた。津市に興味を持ってもらおうと、随所でご当地グルメや観光名所を紹介し、PRにも余念がなかった。

 来年2月に「開校」10年を迎えるが、メンバーの年齢層が上がっていた。今回は若いエネルギーで盛り上げようと、市内の高田高校女子柔道部と青山高校の生徒計24人がボランティアで加わり、参加団体で最多となる70人で出店した。

 ラジオ体操に合わせた津ぎょ小の校歌や、人気曲「パプリカ」の替え歌「明石分校校歌」をメンバーが用意。高校生たちは来場者と一緒に歌って踊り、待ち時間も飽きさせなかった。

 津ぎょ小代表で「学級委員長」の西川直希さん(47)は「若い力で一致団結して取れた賞。明石を盛り上げたい気持ち、津を愛する思いが伝わった」と喜ぶ。

 高田高校1年の生徒(16)は「買った人たちがみんな津ぎょうざの大きさに驚いていた。小さな子どものうれしそうな笑顔が印象的でした」と振り返り、前葉市長は「2014年には4位、15年には3位と徐々に順位を上げ、優勝を心待ちにしていた。『いい津市(1124)』の日に快挙ですね」とねぎらった。

 来年5月には四日市市でB-1グランプリの東海・北陸支部大会が開催される。西川さんは「私たちもホストのつもりで大会を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

(2019年11月26日 中日新聞朝刊津市民版より)

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