高校生のダンスの全国大会「環境大臣杯全国高校Ｒｅ－Ｓｔｙｌｅダンスカップ！」が２６日に千葉市で開かれ、松阪市久保町の三重高校ダンス部の２チームが１、２位を独占した。

　環境省が３Ｒ（リデュース・リユース・リサイクル）や資源の大切さを、歌やダンスなどで知ってもらおうと取り組む「Ｒｅ－Ｓｔｙｌｅ」の一環で、全国から予選を通った２１チームが出場した。１チーム１２人以下で、環境省制作の課題曲を使った。

　優勝した２、３年生１０人の「シリアスフレーバー」は、ターンや全員で円を作る構成で３Ｒを表現。キレのあるロックダンスで環境大臣杯を手にした。

　２位の「ブラックワンネック」は２、３年生１０人で、今大会唯一の男子チーム。ウインドミルやヘッドスピンなどの回転技で循環を表現。力強いブレークダンスを披露した。

　シリアスフレーバーで出場した池上部長（１７）は「慣れない少人数編成だったが、結果が出せて成長できたと思う。この勢いで１１月４日に控える、大人数編成の全国大会でも優勝したい」と意気込んだ。（清水悠莉子）

（2019年10月29日　中日新聞朝刊松阪紀勢版より）