第１４１回中日旗争奪全三河高校野球大会（県高野連三河支部主催、中日新聞社共催）は２７日、準決勝２試合が豊橋市民球場であった。第１試合は豊橋中央が８回コールド勝ち、第２試合は岡崎工が接戦を制し、それぞれ決勝に駒を進めた。決勝戦と３位決定戦は１１月２日に豊橋市民球場で開かれる。（昆野夏子）

■豊橋中央が打線で圧倒

　序盤から打線がつながった豊橋中央が圧倒した。

　豊橋中央は１回、相手投手の暴投や、中川の左中間を破る適時二塁打で３点を先制。その後も１１安打と打線が好調で、得点を重ねた。継投した三投手も反撃をよく抑えた。

　安城は投手陣が乱れ、四死球１２を与えた。４回に続いて６、７回に点を挙げるなど意地を見せたが、及ばなかった。

▽豊橋市民球場
豊橋中央　３０２０２０２５―１４
安城　０００２０１１０―４
（８回コールドゲーム）
（豊）河辺、辻、渡辺－中川
（安）市川剣、柴田、浦竹－市川剛

（2019年10月28日　中日新聞朝刊三河総合版より）