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スポーツ 2019.10.09

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桜花学園高等学校

バスケ少年女子 連覇 愛知県勢、総合3位で閉会

少年女子で優勝を果たし、メダルを手に喜ぶ選手たち=茨城県のリリーアリーナMITOで

少年女子で優勝を果たし、メダルを手に喜ぶ選手たち=茨城県のリリーアリーナMITOで

 茨城県で開かれている第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」は8日、11日間の日程を終えて閉会した。県勢は天皇杯(男女総合)、皇后杯(女子総合)ともに3位となった。

 愛知県勢は8日、バスケットボール少年女子が連覇を果たしたほか、陸上成年少年女子共通400メートルリレー(大城珠莉選手、倉橋美穂選手、柴山沙也香選手、井戸アビゲイル風果選手)が準優勝に輝いた。

◇バスケットボール(リリーアリーナMITOほか)
 ▽少年女子決勝
愛知(選抜) 62-56 大阪(選抜)
(19―10、13―14、14―14、16―18)
(愛知は2年連続21度目の優勝)

■桜花学園高1年生中心の編成 先輩が書いた「日本一」実現

 今回からU-16(16歳以下)になったバスケットボール少年女子。県勢は、強豪桜花学園高校の1年生部員を中心に戦った。「国体という目標があったので、1年生の団結が強くなったと思う」。3週間前に骨折から復帰し、チームをまとめた平下結貴選手(16)は振り返る。

 大会では、朝比奈あずさ選手(15)の長身を生かして勝利を重ねた。決勝は、朝比奈選手のマークを徹底する相手に対し、伊波美空選手(16)らが積極的なボール運びでリードを維持。相手に連続得点を決められ、流れが傾きかけた場面もあったが、朝比奈選手がシュートを決め、流れを引き戻した。朝比奈選手は「周囲が私に合わせてくれて自分の仕事ができた。あのとき1本取って、流れを変えることができてよかった」と、ほっとした表情を見せた。

 決勝前には桜花学園高の先輩部員らが駆けつけ、後輩らの右腕に「日本1」とマジックで書き込んでいた。選手たちは先輩の応援も力に変えて、見事に栄冠を勝ち取った。 (山谷柾裕)

(2019年10月9日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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