全国高校野球選手権大会でベスト４に進出した中京学院大中京硬式野球部のベンチ入りメンバーのうち、中津川市出身の４選手が６日、市役所を訪れ、大舞台に立った感動を青山節児市長に伝えた。

　全試合にスタメンで出場した二村洸生選手（３年）が初戦から準決勝までの道のりを振り返り、「中津川からの応援がたくさんあったのを実感した。学校初の４強に進む力になった」と感謝。青山市長は「東濃の期待を一身に背負って頑張ってくれた。皆さんの後輩になる市内の子たちも、これからは甲子園が目標になる」と４人をたたえた。

　２試合に代打で登場した鈴木浩介選手（同）は「小さいころからの夢がかなったんだな、と楽しむことができた」、４戦すべてに出た布谷陸人選手（同）も「外野で守っている時、スタンドの人の多さに驚き、わくわくした」と聖地でのプレーを回顧。吉田直哉選手（同）は登板機会に恵まれなかったが「野球を続けていくので、この思いを大学でぶつけたい」と次の舞台での活躍を誓った。　（渡辺真由子）

（2019年9月8日　中日新聞朝刊東濃版より）

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