お知らせ 2019.09.06
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広報車アナウンス 高校生が一役 若者よ投票に行こう

松阪市長選の投開票日の8日、市内の高校2校の放送部の生徒が収録した、投票を呼び掛けるアナウンスが市の広報車から流される。協力したのは松阪高と三重高。市選管は高校生が啓発活動に加わることで、若者に選挙を身近に感じてもらいたい考えだ。(冨田章午)
アナウンスは「市民の皆さんへ」のフレーズで始まり、公募で最優秀作品に輝いた市長選の標語「この票が 令和市政の 第一歩」が盛り込まれている。最後は両校の生徒が考えたメッセージで、三重高は「皆さんの投票が、松阪市の将来を決めます。忘れず投票に行きましょう」、松阪高は「松阪市の明日は、あなたの手の中に。皆さん、投票に行きましょう」と呼び掛けている。
松阪高は1年の床鍋真生子さん、三重高のアナウンスは2年の櫛谷圭介さんが読み上げており、それぞれ8月中に収録。8日は午前を中心に、巡回する市広報車6台が両校のアナウンスを交互に流す。
市選管によると、2015年にあった前回市長選の投票率は52.65%。担当者は「選挙年齢が18歳に引き下げられてから初の市長選。若い世代にも関心を持ってもらえれば」と話した。
(2019年9月6日 中日新聞朝刊広域三重版より)