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「甲子園 いい経験に」 誉高野球部林山主将 瀬戸市役所訪れ報告

甲子園での経験を振り返る林山さん=瀬戸市役所で
林山さんは、兄の影響で小学3年から野球を始め、中学時代は瀬戸リトルシニアに所属した。
リトルシニア時代を振り返り、林山さんは「選手の絆の大切さやチームで勝つ楽しさを学んだ」と指摘。一方で「高校では勝つための練習や相手チームの分析など、勝つことへの意識が中学時代までとは違った。中学時代はまだ幼かった」と成長をかみしめた。
チームは開幕試合で八戸学院光星高(青森)に敗れた。林山さんは「ほかの選手たちの活躍する姿を見ていると、まだ(甲子園に)いたかった」と悔しさをにじませたが、選手宣誓などさまざまな経験ができたことを踏まえて「やることは全部やれたのでいい経験になった。大学でも野球を続けたい」と前を見据えた。
伊藤市長は「激戦区の愛知県から出場するのはすごいことだ」とたたえた。(吉本章紀)
(2019年8月22日 中日新聞朝刊なごや東版より)